日々の移ろい

丁寧な暮らし を理想としていますが、、

お母さん 〜


この年になっても、

シンドい時 疲れた時、
あと一歩の時、

「おかあさーん 助けて〜」と
心の中で叫んでしまう。

背中を押して欲しい から。


今迄も、母にそれ程力付けて貰った記憶はないのに、

それでも あと一歩の時、口にしている。


母は、
特養 で残りの時間を過ごしているというのに、

助けて欲しい訳では無い。

助けてあげる存在になって
既に 15年は経っているのに。

つい 口にしてしまう おかあさん と。


こんな時、おかあさんと心の中で呼ぶけれど、

夫の名を呼んだことはない。


母は、
特養に入所して11日。

日曜日に面会予約が取れ、会いに行く。

どんな表情を見せてくれるか?

出来るなら穏やかな母であってほしい。