我が家の7檀飾りのお雛様。
今年は、一番上の段のお内裏様とお雛様だけの御登場となった。
一年に一度は風に当てて、虫除けにもなるのに・・・
3人官女さんや、5人囃子さん、
♪少し白酒召されたか?の右大臣、左大臣さん達は箱の中から出してあげなくてごめんなさい。
母方の祖父母から贈られるということから、
名古屋の松坂屋から、大きな荷物が届き、
父からは何も聞いていなかったから、とても驚いた。
今より小さな家に住んでいたので
収納場所が少なく、こんな大きな物をどうしまおうかと、思案したものだ。
ガラスのケースに入った小さなものでいいのに・・
と、折角大きな物をもらいながら、心の中で文句を言った。
でも、それから3人の女の子に恵まれ、父には先見の明があったんだ!と思った。
こどもが小さい頃は、お雛様を飾る、仕舞うが、大変な仕事だったが、
少しずつ大きくなると、一緒に飾る事が何よりの楽しみとなり
その一緒に飾る子が、1人ずつ減っていくと、子供の巣立ち間近を感じ何かしら寂しい。
ここ2,3年は、私1人で飾っている。
3日を過ぎれば、嫁ぎ遅れないようにと、早々に仕舞う。
仕舞えない時は、頭だけ後ろ向きにしておいて、時間が出来た天気の良い日に
急いで片付けてきた。
そんな事を繰り返して、今年で25回目。
二人並んだ優しい顔のお雛様とお内裏様は、
明日まで暖かい部屋で、毛氈の檀の上から、私達に微笑みかけている。