今まで掛かっていた クリニックから
紹介状を貰い 新たなクリニックで見てもらうように
と、父を連れて お盆明けの受診となった。
案の定 混み合ってはいたが、
ブラウンとホワイトを基調としたロビーは、
落ち着いていて 開院したばかりのクリニックは
待つ時間も 私には億劫ではなかった。
父と母から どうして今までのクリニックから替わるのか?
分かるような説明を聞いていなかったが、
内科であり、また脳神経科専門のドクターと知り、
パーキンソン病を疑っていた私たちにとって、診断を得る上でも
新たな出会いに感謝した。
40代のドクターは、誠実そうで、これから父の主治医となって下さりそう。
3年前から大きな病院でパーキンソン病の診断を受けるようにと
言われていたが、父は通院も大変なのでもう近くの整形外科でよい!と
今に至っていた。
さて、このドクターのお見立ては、
パーキンソン病とはいえないが、
パーキンソン症候群とでも言えばよいか?と。
片方ずつ現れる症状も両方の足や手に震えや痺れを訴えている点、
また、目を見てもはっきりと指示どうりに動かせる。
また、脳のCTもこれといってパーキンソン病特有の画像ではないと。
梗塞部分もなく、認知症特有の脳の画像でもないと、聞き安心
薬により、3日飲んだだけで、小刻みな歩き方が改善された人もいると。
どの薬が有効か?これから試していくとのこと。
2週間後の受診を確認し、父を車椅子から車に乗せかえて、
父のベットまで送り届けた。
これから飲む薬を 朝昼晩とセットして、
母が「昼食を食べていけば・・・?」という声を
背中で聞き、長く居たらまた、母の爆弾を浴びそうなので
用事を終え 車に乗り込んだ。
父が、昨日、「○○(私)に頼もう」と言う声を聞き
また少しずつ 介護が再開し始めると思った。
母とは 価値観の違いが大きく、わだかまりも解けないが
少しでも役に立ちたい、という私の思いを組んでくれた父。
今日から飲み始める 薬が効き
歩行が少しでもスムーズになりますように
お盆前からなかった 強い日差しを受けながらも
名古屋高速を 気持ちよく走り抜けた