日々の移ろい

丁寧な暮らし を理想としていますが、、

春のお彼岸

春分の日の今日は、春のお彼岸。
お彼岸のお中日とも言う。

あいにく雨の休日であった。
製造業の夫は今日も出勤、私はいつものように、6時15分に起き、
朝ごはんを用意して、雨の為夫を駅まで車で送った。

それからが至福のとき
新聞を広げ、コーヒーを入れ、
2女のドイツ土産のサラミをたっぷり乗せて大好きなピザパンを頬張った。
静かな朝のこの時間が何より嬉しい。

昨年まで同じ職場で働いていたOさんと午後のお茶の約束。
前回はいつ会ったかしら・・。
積もる話を、たっぷりした。

彼女からの話題は同じ敷地でも別棟に住まわれる御舅姑お2人のこと。
御舅(83歳)さんが肝臓がんで、入退院を繰り返し、今は自宅。
定期的の通院を、御舅さんの実娘さん(60歳)が付き合ってくれている。
初めは気持ちよく行ってくれていたが、
この頃は嫌な顔をされ始めている。
かといって、仕事をやめたほうがいいですか?とお伺いを立てたら
まだいい。とのお言葉で、
今のところ首の皮一枚繋がって仕事に行けている。

でも、姑(79歳)も癌の疑いが出てきて、
困ったなあ・・・、と。

土日でも、姑たちから受け継いだ畑の世話などに費やしていて、
行きたいところも我慢しているの・・・。
との事。

ウン彼女なら、私なんかよりもっと、自分を犠牲にして、
尽くしている事を知っている。
でも、仕事をやめたら、もっと介護に専念で、
今も抗欝の精神安定剤を服用している彼女なら、
参ってしまうかも・・と。
仕事は体に負担がかかるけれど、でも仕事先で気が紛れるのは助かっているから
続けたいと、お互いの共通の意見だった。

その話を聞きながら、
私の両親は、なんて娘孝行をしてくれているのだろう
有難い事だと、思った。