一般に鶏卵と言うと、ずらっと並んだ鶏舎の中の
白色レグフォンと言う種類の雌鶏(とさかは赤い)が
卵を産み落とし
ベルトコンベアーのようなものに流されて、
洗浄されて、パック詰めにされ市場に並ぶ。
物価が大きく動いていても、物価の優等生と言われるほど、
何十年と1パック150円前後と変わらず、
スーパーの目玉商品の時には100円を切ることもある。
栄養面でも有難い食品
園で一月ほど前から、近くの方に頂いて
鳥骨鶏(体毛は白で鶏冠は黒)を数匹、飼い始めた。
時々コケコッコウーと、聞こえてくる。
雄雌同居なので、生まれる卵は有精卵(ひよこに帰る)!
毎日ほぼ1個か2個生むので沢山溜まった昨日、
いり卵にして、年長組が食べた。
しかし、産んで2週間も過ぎたのがあったからと、
捨てると言うではないか!
鶏卵の生食可能期間は冷蔵庫保存で2週間だからと。
でも加熱すれば、もっと長く食べられる。
また、冬場なら2ヶ月も保存可能だそうだ。
私は早速もったいないから、頂いてきた。
鳥骨鶏の卵!初めて食べた。小さいけど黄身が大きい。
烏骨鶏は、飼育が難しく、また、産卵も1週間に1~2個、
年間でも50~60個くらいと、一般の採卵用の鶏に比べて6分の1程度。
この希少価値から価格が高くなっているそう。
1個20円から30円らしい。
ところで、飼料の値上げやガソリンの高騰によりにより、
鶏卵業者さんも廃業を考えておられる方もあるとか。
卵一つを口にして、思いにふけってしまう困った世の中になってきた