2階の寝室についているベランダの下は、グランの小屋がある。
グランの動くたびに、鎖の音や
尻尾を振るたびにベランダの柱に打ち付けるトーントーンという音が
聞こえたかのように、今朝も目が覚めたが、
リビングのカーテンを開いても、どこにもグランはいなかった。
そうね、リビングの片隅に置かれた骨壷に、グランは納まってしまって・・・。
もう、撫でてあげる事も、残ったポタージュをあげることも出来ないんだね。
そっちでは、誰がグランのえさを上げるの?
そっちでは、もう友達で来た?
今までは、私たちしかいないこの家で、
私たちの帰りを待っていてくれたけど、
そっちでは、周りにたくさんの友達がいて、淋しくないよね?
でも、グランは、散歩とときになるべく他の犬との接触をさせなったから
きっとどう接して良いのか、戸惑っていたらごめんね。
庭が余りにも静かなので、近隣から聞こえる物音が気になるくらい。
グラン、ごめんね・・。
グラン ありがとう