昨日、お医者さんに書類を書いてもらう為に、
父を車に乗せて出かけた。
歩いて4,5分のところ。
父は昨年までは母と連れ立って、通院していた医院。
こんな近くでも、すり足状態の父には、とても遠い。
まして、入り口では靴を脱いで、スリッパに履き替える。
その動作一つも、おぼつかない。
また、待合室ででも椅子に座ったり、一人では無理。
それなのに、診察室へと、名前を呼ばれたら、
仲良しの女性陣の前を通り過ぎる時は、
すり足ではなく、ちゃんと歩幅も大きく歩くではないか!
やはりそこは、格好良く見せたいんだよね!?
「○○さんは、いつもお洒落ですね!」
なんて,言って貰っていた。
レントゲンを撮るにも、レントゲン室に入るにもヨタヨタ。
いつの間に、こんなに、衰えてきてしまったの?
時折見せる焦点が合わない目。
診察を終え、お金を払い、また靴に履き替えるのも
手伝いが必要だった。
父の手を引き、車に乗せる。
こんな日が来るとは思っていなかった。
この大きな手を握るのは、子供のとき以来なんだろう。
父とは 小さな頃から、思春期・結婚・出産を越えても、
わだかまりがいつもあった。
父とは分かり合えないと思っていた。
が、いつの間にか、私達を頼りにしてくれている。
子育て、と言う言葉がある。
これから 私は、人生の終焉へ向かう父母の 帆走者になろう