結婚して13年住んだ家の近くの友人。Oさん。
彼女は1歳上だが、うちの長女、次女とも同じ年。 跡取り息子さんは、24歳。
長女が3歳になる頃、旦那様の実家に引っ越してこられ、
それ以来、ずっと心通じ合っている友!
彼女の長女、うちの長女と同じ頃 式を挙げたが、
結婚前から判っていたことだが、
子宮に病気があり 子供は諦めざるを得ない状態と聞いている。
それに加えて、心も病んでいて、保健師として働いていたが、
休業後復職が思うように行かないらしい。
長女の旦那様に、申し訳ない気持ちがOさんにはあり、
また、長女の心の支えにもなってあげたく、
600坪もある敷地の一角に、長女夫婦の家を建ててあげたそうだ。
其のOさん、舅さんがなくなったのは長女さんの結婚式直前。
その後、姑さんは、介護状態になり、昨日介護4という認定判定をもらった。
この2年間、彼女は、私と同じ仕事(といっても正規の職員)をこなしながら、
介護保険で使える部分は使い、それ以上のショートステイ等も使って、
しのいできた。
長男の旦那様には、姉が二人居られるが、それぞれ口は出しても
手は出さず、
またあまりの失礼さに、彼女も意地でも手伝ってもらうものか!と、
頑張り続けている。
お漏らしも、ウンチも手で何度素手で受けとったことか
が、限界に来ていた。
もうお姑さんは 彼女が誰かも判らず、食べさせている物さえ名前が言えず、
起き上がる事も、自分の名前も判らない状態になってしまわれた!
特養介護施設に入れるように、2年ほど前から申し込んでいるが、
3,400人待ち状態が続いている。
が、介護度も、4 と高くなったのだから、再申請して、
入所できれば、彼女の負担も軽くなるであろう。
ところで彼女の、実母は、近くに一人暮らし。
昔からの畑仕事中心の働き者のおばあちゃん。
Oさんの畑へも歩いてきて、ほうかりっ放しに成っていると言って、
草取りや、耕していっても下さるほど、お元気な88歳!
もう誰かもわからなくなってしまわれたお姑さんは83歳。
このあまりの違いに、やるせなさを感じながらも、日々がある。
電話で 久しぶりに彼女と話が出来た。
彼女のたまりに溜まった鬱憤が少しは吐き出せたのかな?