要介護3 が出た父。
先週日曜日に会った時、
父の介護疲れなどで、母の機嫌が悪かった。
父からは、
「次の金曜日のデイケアの日には、、お母さんの温泉通いを車で
送ってやって!役所への書類届けも一緒に行ってやって!」と
頼まれていたので、金曜日午後時間休を貰い、実家へ車を走らせた。
ハンドルを握りながら、
こういう天気の良い日は 母は自分で自転車で
買い物ついでに温泉に行ってしまっていて、何の為に私が行くの?
ということになるのでは・・・?と、心配しつつ車中から携帯電話を掛けてみた。
当たり!!
何の為に、やってきたのと思っているの
と、怒りたい思いを堪えて、新しい手すりが付いた玄関をくぐった。
が、デイケアに行っているはずの父が、居るではないか?
(父のいない間に、便失禁の事も聞きたいと思っていた)
父は、夜中に、あまりにお漏らしが多くて、母を起こし
着替えたり、と、寝不足で、
父は夜中に電話を掛けて、デイケアを断り、昼前まで寝ていたそうだ。
母も夜中に起きたので、寒くなり、お風呂に入ったから
今日は温泉は行かない、と言う理由だった。
そうだったの・・・。大変なんだね・・。
さて、夕方、新しいケアーマネージャ
(要支援の方と、要介護になるとケアマネージャーさんが代わるらしい)
が、来られて、要介護3の、保険証を届けてくれた。
そして、父に「デイケアを週2から週3回に増やせますが、
どうしますか?」と尋ねてくださった。
母の立場で言えば、週3回デイケアに行ってくれれば助かる。
そう 父の居ないところで話し合っていた。
が、父は「これ以上行くと、疲れるから週2で好いです」と、
断った。介護者と介護される方と考えが違うのは仕方がないが、
もっと母に負担がかかるようになったら、週3度通所して欲しい。
他にも、手すりを付ける業者さんも同席してくださった。
こういう話し合いが、今までも何度もあり、
其の度に、あまり機嫌が良くない。
きっと、不自由になってしまった自分の為に、
こんなに 人が集い 話し合ったりする事に、
良い気分ではないのであろうが、
不機嫌な態度で、わざわざ集まってくれた方々に申し訳ないと、心痛んだ
便失禁の件は、便秘の為浣腸をした後、
大量の便失禁をしてしまったと、わかった。
浣腸をいつもしているらしい。
動けなくなった体では、運動不足で便秘になることは仕方がない。
が、浣腸の後トイレに間に合うなんて、私でも至難の業であるから
足の不自由な父なら当たり前ではないか?
浣腸を何とかやめてもらわなくてはいけないが、
便失禁の話を父にはどうもしにくい。
ケアマネさんから、何とか話してもらうことにした。
ケアマネさんの、帰り際に、
玄関を出てから追いついて、
「父は今日は、機嫌が悪く失礼しました。
割りと波のある父なので、よろしくお願いします]
と、頭を下げお願いした。
ただ、先日より母の顔が良くなった。
父が母に、「ありがとう」「すまないね」と、口にするようになったらしい。
母も、今まで苦労してきた甲斐があった!と、
顔をほころばせていたのが、救い。
こうやって、一進一退で、過ごしていくのであろう。