日々の移ろい

丁寧な暮らし を理想としていますが、、

義兄から 怒りの電話


夜9時過ぎに 義兄から 電話がありました。

「お袋に代わって」と。

寝ている と伝えると
「起こせー」

愛知県内1の進学校を優秀な成績で卒業した義兄は大学卒業後、 外資系企業に在職中
猛勉強をし、合格、

弁〇士事務所を開所した5年後の、

10年前から、
小脳に腫瘍を患って 手術も出来ず、 歩行も困難になり 苦しんでいます。




スマホを姑の耳元へ持って行くと、

「俺がこんなに苦しんでいるのわかるか!
お袋が子供の頃 甘い物ばかり食べさせ 虫歯になっても
歯医者へ連れて行ってくれなかったからだ!

(虫歯が 脳腫瘍に影響するという説があります)

今の墓(義父が眠る墓)に お袋は 入れさせんぞ!

と、怒り心頭の義兄です。




今の墓は 姑を送り1年後 墓を永代供養し、永代供養塔に移す
と 私達夫婦がお寺さんと話し合っています。
それを兄弟二人に伝え、

かかる費用は三人兄弟で折半すると、三年前 3人で 決めました。

突然の姑への電話は、

お彼岸が近づき 墓の事が気になったからでしょうか。

「今直ぐ永代供養し、死んだらお袋は 宗派を問わない永代供養墓 とかに入れ!
俺は自分の墓を建てるし、
お前(私達)等も そうせよ!」

と。

そこまで聞いて
夫は 躁鬱の症状が出ている義兄と分かっていても、

声を荒らげて、

「長男とは名ばかりで、何もしていないお前に言われたくないぞ!
親の面倒も一切見ずによく言えるな!」

と、応酬してしまいました。


傍に居られる義兄嫁の声が聞こえました。

「〇〇さんが 色々考えてやって下さっているからお任せしましょうよ」

と、宥めています。

義兄嫁の大変さが伝わって来ます。

74歳、歩行困難で 呂律が回らず聞き取りにくく、

デイケアで、リハビリを受けているそうですが、転んでばかりで、情けない 辛い と、

想像できます。




しかし、今更
小さな頃 甘い物ばかり食べさせた!

と、
怒りの矛先を97歳の母に持ってくる、

正常な精神でない と分かります。

「長男なのだから、折半なんて言わず 全部出して下さいな」

と、私の声が夫が持つスマホ越しに 届いたのでしょう、

義兄の最後の捨て台詞は、
「なんだとー!ぶっ殺してやる!」

でした。

電話を切った後、
義兄嫁が 義兄をどうあしらったか?

未婚の息子と娘は 家を出られています、

兄嫁の心境を察すると
今夜は眠れそうにありません。


お恥ずかしい 家族の醜態を、
記憶があるうちに書き残そうと、

長々と、書いてしまいました。