このテレビドラマが始まった頃、私は子育て真っ最中だった。
ドラマは、5人の娘を取り巻く家族を描き、
3人の娘を授かり育てていた私にとって、
これから待ち受ける様々な出来事を乗り越えていく、
人生の教科書 と言いたいほどの 大好きな番組だった。
長く続き、ドラマの中の人々も年齢を重ね、
娘の子ども達も いつしか結婚や出産へ。
また我が家も 教科書どうり?歩んできている。
その「渡る世間は・・」が、先週、昨夜と2晩だけの1年ぶりのスペシャル番組で
放送された
今回は、岡倉家の5人の娘が迎える 老後の問題 を扱っていた。
子どもに頼る老後、
専門の方に支えてもらう老後、
全く由縁も無い人と向かえる老後、
今から用意していけばよい場合も有れば、
あまり早く考えても、状況は変わるのかもしれない。
いろいろな形があって良いし、
その時々に 最良の選択をすれば良いと思う。
「渡る・・・」は いつも、敬語やら丁寧語の使い方が正しく、
言葉使いをとっても 教科書だったこの番組。
橋田寿賀子さんが、お元気で居られたら、
来年もスペシャル番組で放映してくださるかしら?
近頃多い刑事ドラマや、お笑い番組より、
日常生活を細かく描く こんなドラマを、待っている