「お袋に聞きたいことがあるから、電話代わって」と。
夫が、ひと月弟宅に行っている と伝えた。
その後、義弟から電話があり、
兄との 話の内容を聞いた。
そして、義弟宅での 姑の様子も尋ねた。
当初 姑を義兄宅(義弟宅と近い)にも連れて行ってあげたい と話していたから、
「行ったのか」と 夫が尋ねたら、
姑は長男に「会いたくない」と、行っていなく、
また、
我が家での日常と変わらず、
殆ど 日中は寝ていて、
たまに庭先を義弟と手を繋ぎ歩く程度で、
姑は、車に乗ってどこかに出かける事も億劫だから ずっと家で過している。
家の中を移動するのも 大変な動作であり、
義弟は 折角だから紅葉を見に近くをドライブしてあげたかったようでも
叶わぬ話となった。
でもこれが、姑の日常。
その点を、共に暮らして理解して貰えた事は嬉しい。
「足腰が、相当弱ってるなー」と、義弟。
そうよー。
きっと、義弟にとって
母と暮らした 最後の貴い時間に
なったのではないでしょうか。