定年後も延長して3年間働き、
やっとこの1月から悠悠自適の生活を始められた職場の同僚の旦那様。
64歳。
今 彼女の不満を毎日聞く羽目に陥っている私。
彼女が帰宅しても、旦那様の現役中は家には誰も居なくて、
静かな家へかえって行き、一先ずコーヒーブレークをしてから、
洗濯物の取り込み、夕飯の用意などをこなしたが、
今は、彼が居るから何だか一人優雅にコーヒーも出来ず、
調子が狂ってしまっている。
そして、昼中に家に居られるから、暖房など細かな事を言うと電気代など
かかって、彼女としては色々不満が溜まっているようだ。
さんな旦那様が、彼女の行動に節電を唱えた時、
彼女は 不満が爆発してしまったそうだ。
「そんなに節約を考えるなら、
あなた、暇な時間を利用して働きに行ったら」
あーーそれは言ってはいけないよー
私の夫のときは、定年退職と同時に、
肺ガンという爆弾が落ちてきて・・・
手術・術後の抗がん剤副作用・・と、
静かな定年退職生活を迎えたわけではなった。
でも、それが良かったのかもしれない。
夫を、疎ましい存在と思う間もなく、
体の回復を願っての日々だった。
今の、夫の日常生活は?と尋ねられ、話した。
私の出勤直後、人参ジュースをシューサーで作り、飲んで、片付け。
パソコンに向かってデイトレ。
お昼に、近くのスーパーへ、自分の必要な人参などを買いに
3週間に一度、玄米を買いに駅近くまで歩いて買いに。
3週間に一度、姑の薬を貰いに整形外科まで歩いて。
などと、運動を兼ねて、出かけているようだ。
午後も、3時までデイトレ。
3時過ぎに、庭の菜園の手入れ、掃除機をかけたり家事。
夕方、一日おきに、とろろ汁作り。
その頃、私の帰宅。
本日のデイトレの結果を私に報告後
二人揃って台所に立ち、夕飯作り
夫は平日、そんな生活を送っている。
近頃、男の料理教室はないか?と、広報などで探しているようだ。
そんな話を、同僚に話した。
やはり1年半経過した夫と、
退職直後の旦那様とはきっと様子は違うと思う。